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Vector のバックアップ(No.8)
※性能表は無改造(全パーツ無し)の状態 アタッチメント
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| ▼ | アタッチメント(クリックで表示) |
通称「クリス・ベクター」、「ベクター」、「スーパーV」と言われる。
独特なシルエットで未来的な銃の代名詞としてP90と同様に映像・ゲーム媒体で重宝される銃。
実銃を持つと、印象がガラリと変わる銃でもある。

独特なシルエットから「未来的な銃」の代名詞として映像・ゲーム媒体で重宝されており、登場作品は非常に多い。
日本のサバゲーコミュニティでの知名度も高く、
KRYTACが正式ライセンスを取得した電動ガンが流通している。
開発の発端はアメリカ軍・警察組織の「.45ACP弾をフルオートで制御したい」という不満にある。
かつてトンプソンやイングラムM10で使われた「.45ACP弾」は高威力だが、
SMGに組み込むと、反動が大きすぎるという問題があった。
この課題を解決するべく、TDI社(現:KRISS USA)と
ピカティニー造兵廠が共同で開発したのがKriss Super Vシステムである。
トリガーとマガジンの間にV字型の機構を内蔵し、
発砲時にボルト後部のカムと連動したスライダーが下方向に降下することで、
反動を後方ではなく、下へ逃がす仕組みだ。
ゲームにおけるクリスベクターの反動が縦型なのは、これに起因している。
「Super V」システムにより、手の位置と銃身軸線の距離(ボアオフセット)を抑え、
反動による跳ね上がりを軽減している。
腕が上から反動を抑え込む姿勢になるため、大口径弾でも制御しやすいというわけだ。
こうして2007年に公開されたのが、「クリスベクター」である。
クリスベクターのカタログスペック上の重さは「約2.7kg」であり、
M4A1の「約3.0kg」よりも軽い。
…のだが、実際にグアムの射撃場で、
クリスベクターを持って感じた第一印象は、重い!!重すぎる!!!
マガジンの全弾を撃ち切る前に、ギブアップしそうになったぐらい。銃を構えていられない。
直前にAK-47やM4A1を持っていたので、
意外と実銃って軽いんだな~と思っていたところに、コレ。
見た目からは想像できないあまりの重さに、脳が大混乱した。
これは錯覚ではなく、重量分布の問題だ。
| 銃 | 重量(アンロード) |
| KRISS Vector | 約2.7kg |
| M4A1 | 約3.0kg |
| AK-47 | 約3.3kg |
M4A1はバレル方向に重量が細長く分散しており、重心がグリップ付近に自然に来る。
そのため、見た目通り、あるいはそれよりも軽く感じる。
訓練してない素人でも、直感的に「あ、これは持てるな」と思えるはずだ。
一方、クリスベクターは、「Super V」システムのメカニズムがすべて
グリップ下部のロアレシーバーに集中しているため、
重心が低くて後ろ寄りという独特の位置に偏っている。
人間が感じる「重さ」は、純粋な重量よりてこの原理と重心位置に左右される。
重心が手首から外れた位置にあるほど、手首へのトルクが大きくなり体感重量は増す。
クリスベクターの「重さ」はまさにこれが原因だ。
逆に言えば、この重心配置こそが「Super V」システムの肝でもある。
グリップがボアライン(銃身の中心線)より上に来ることで、腕全体で銃を押さえ込めるため、
.45ACPの強烈な反動を効率よく吸収できるのだ。
設計上の合理性とエルゴノミクスのトレードオフと言える。
皆さんも興味があればぜひ、グアムに行って、
クリスベクターとM4A1の実銃を持ち比べて、その重さを体感してみてほしい。
ゲームとは印象ががらりと変わるに、違いない。
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